NHK『チコちゃんに叱られる!』で『カメ』はなぜ『長生き』なのかを、やっていました。
今回の解答者は、レギュラーの岡村隆史さん・しょこたんこと中川翔子さん・泉谷しげるさんの3人
チコちゃんの問いかけは、『年齢的に健康に気を付けていそうな大人ってだ~れ?』で、答えたのは泉谷しげるさん
長生きする生き物は? 最初は『カバ』・・・?でようやく『カメ』が出てきました。
それで、ここで『なんでカメは長生き?』という疑問がでました。
答えは後程!
泉谷しげるさんは、『甲羅が硬いってことは相当長く生きていないとあんなに硬くならない』と答えて、当然チコちゃんに【ボーっと生きてんじゃねえよ!】と言われました。
次に岡村隆史さんが、『カメは歩くスピードと同じくらい生きるという説もあったり?』と正解に近いかもしれない(チコりかけている)答えが。
カメの寿命
長生き順に並べてみました。
種類 | 寿命 |
ホシガメ | 40年~50年 |
キボシイシガメ | 40年 |
ミシシッピニオイガメ | 30年~50年 |
ヘルマンリクガメ | 30年~50年 |
ニシヘルマンリクガメ | 30年~50年 |
ヒョウモンリクガメ | 30年~50年 |
タイワンセマルハコガメ | 30年~50年 |
ニホンイシガメ | 30年 |
ケズメリクガメ | 30年 |
ミシシッピアカミミガメ | 30年 |
キバラガメ | 25年~40年 |
カブトニオイガメ | 25年 |
パンケーキリクガメ | 20年~30年 |
ロシアリクガメ | 20年 |
クサガメ(ゼニガメ) | 15年~30年 |
マタマタ | 10年 |
ニシキマゲクビガメ | 不明 |
おおよそ30年~50年位生きるようです。
中には100年以上生きる『カメ』もいるそうです。
ここで答えです。
『カメ』はなぜ『長生き』なのか?
【心拍数が少ないから】
じゃあなぜ、心拍数が少ないと長生きなのかと言う疑問が出てきますね。
心拍数=1分間に心臓が動く(拍動)する回数
普通は、心拍数と脈拍は同じ意味で使われていますが、ただし不整脈があると拍動していても、脈拍として測れないことがあり、必ずしもイコールではないそうです。
心拍数が多い⇒寿命が短い
心拍数が少ない⇒寿命が長い⇒代謝のスピードが抑えられる⇒過剰な活性酸素が発生しない⇒老化がゆるやかになる
代謝=呼吸する+食べ物を食べることで、化学反応を起こしエネルギーを得ること
使われなかった酸素は、活性酸素に変わります。
活性酸素=物を酸化させる力が非常に強く、ガンやウイルスを攻撃する免疫作用
そして、その活性酸素が多すぎると、攻撃する必要のない、いい細胞まで攻撃してしまい、それが老化や病気の原因になっています。
結果として
心拍数が多い⇒呼吸数が多い⇒酸素の量が多い⇒発生する活性酸素量が増える⇒老化・病気が増える⇒寿命が短くなる
という、流れになってしまいます。
では、動物の心拍数はどのくらいかというと
種類 | 1分間心拍数 | 寿命 |
ハツカネズミ | 600~700/分 | 1.5年~2年 |
ハムスター | 428/分 | 2年~3年 |
ヤギ | 246/分 | 15年~18年 |
馬 | 36/分 | 20年~40年 |
ゾウ | 20/分 | 50年~70年 |
そして、カメの心拍数は
【8回/分】 寿命50年 中には100年以上
では、なぜこんなに心拍数が少ないのか
『カメ』は甲羅に身を隠す動物だから?
また疑問がでてきました。
カメの体の構造から、首や足を引っ込める時、『肺の空気』を全部出してその空いたスペースに引っ込めている。
からという事だそうです。
結果として
ほぼ呼吸をしない⇒心拍数もゆっくりで少ない⇒代謝がゆっくり⇒長生き
となります。
代謝がゆっくりだと、時間もゆっくりゆっくりと過ぎていくのですね。
最後に人間の心拍数は
60~70/分 寿命は、83.98歳(2016年)
そして、またまたここで疑問が。
馬のほうが心拍数が少ないのに、なぜ人間のほうが寿命が長いのか?
一般的に哺乳類の一生分の心拍数は、8億回と言われているそうです。
人間に当てはめると、25.4歳で8億回で達してしまいます。
ではなぜ長生きなのかというと、食生活や医療の発展により寿命が延びたという事が挙げられるそうです。
ちなみに縄文時代の人間の寿命は約30歳だそうです。
それから考えると確かに、食べ物の栄養、医療の発展が大きな要因になっていると思えます。
最後に人間の総心拍数を平均寿命で計算すると(70/分)
1時間×70=4,200回
1日24時間×4,200回=100,800回
1年365日×100,800回=36,792,000回
一生83.98歳×36,792,000回
=3,089,792,160回
少々わかりにくいですね!
総心拍数は、約30億回です。
こう計算すると、すごい回数になるのは驚きです。
こんなに働いている、心臓を大切にしないといけないですね。
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