老舗の通販会社の千趣会が、業績悪化によりリストラを進めているとの記事が出ました。
以下引用
通信販売大手の千趣会が業績不振を受け大規模なリストラを検討していることが日経ビジネスの取材で明らかになった。数百人規模の希望退職や本社の売却に加え、星野裕幸社長も引責辞任することで最終調整に入った。米アマゾン・ドット・コムが既存の小売事業者を脅かす「アマゾンエフェクト」の猛威はとどまるところを知らないようだ。
引用元
千趣会
設立 1946年3月22日(昭和21年)
上場
東証1部、大証一部 1990年9月3日上場
しかしその後、大証1部は2013年7月12日に上場廃止になっています。
千趣会ホームページを確認すると、報道は千趣会が発表したものではないとしています。
千趣会プレスルームURL
https://www.senshukai.co.jp/main/top/press/index.html
以前配送の仕事をしていたことがありますが、その時頻繁に千趣会のカタログを配送していましたが、いつの間にか配達する機会が減っていたことを、記憶しています。
千趣会
売上高
単体:891億4500万円
連結:1259億9900万円
(2017年12月期)
主な通販会社の売上高を調べてみました。
ニッセン
売上高
38億53百万円
(2018年2月期)
ディノス・セシール
売上高
1,138億円
(2018年3月期)
スクロールショップ(ムトウプラザ)
売上高
連結628億円、単体416億円
(2016年3月期)
フェリシモ
売上高
単体309億円、連結309億円
(2017年2月期)
カタログ通販「ベルーナ」
売上高
連結:1616億7300万円
単独:1080億2000万円
(2018年3月期)
ミキハウス
売上高
27,184百万円
(2016年2月期)
ベルーナ
売上高
連結:1616億7300万円
単独:1080億2000万円
(2018年3月期)
ヒラキ
売上高
連結:177億8800万円
(平成30年3月期)
通販生活
売上高
288億4000万円
2017年3月期
以上のような結果でした。
また以下の会社は、吸収などで会社等が変更になっています。
エンジェリーベ
2012年4月 – 「株式会社エンジェリーベ」を子会社化し
RIZAPグループ株式会社へ
コンビミニ
2011年3月16日上場廃止
Fun★cart
2017年修了 リクルート
その他にもいくつかの会社が消滅していました。
何処も厳しい状況は変わりないようです。
只、個人的な印象では何処も厳しい状況は変わりないようですが、只ベビー用品関係が若干業績は良いように感じました。
確かに今、アマゾンにアクセスすればほとんどの商品があることから、通販会社は、自社の特色をかなり前面に出さなければ、対抗して行くのは、大変なことだと思います。
しかし、日本の通販会社には是非頑張って頂きたいと思います。
余談:それにしてもRIZAPの勢いは凄いですね。
コメント