今年もそろそろ、夏タイヤからスタッドレスタイヤに交換しようと考えていたところ、こんなニュースが目に留まりました。
以下引用
自治体によって対応に多少の差はありますが、これまで一般的には、チェーン規制がされていたとしても、タイヤチェーンに限らず、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤを装着していれば通行できました。しかし2018年冬から、一部の道路・区間で「タイヤチェーンの必着」が義務化される見込みです。
引用元
【ねとらぼ】「スタッドレスだけではダメなの?」 2018年冬、突然変わる「チェーン規制/義務化」に雪国ドライバー困惑
なんと『チェーン規制』が、2018年冬から義務化されるという内容にビックリしました。
今年11月1日、第4回冬期道路交通確保対策検討委員会で実施すべき旨が示されたことで、改正を行う事を予定しているとの内容です。
詳しくは国土交通省のホームページに、PDFで記者発表資料が出ていますので、リンクを貼っておきます。
http://www.mlit.go.jp/common/001261404.pdf
パブリックコメントを、11月15日(木)~11月28日の間募集をして、その意見をもとに、その結果を反映させて、より良い改正を目指すようです。
しかし実際にどのような意見が寄せられ、その意見がどの様に影響を与えているのかは公表されていません。
と言う事は、ほぼ決定事項なのでしょう!
実際に、タイヤチェーンが本当に必要かどうか、引用したニュースのコメント欄を見ていると、他のニュースに比べほとんどのコメントが、長文で投稿されています。
コメント内容を読んでいると、この規制を打ち出した人間は、雪国の実情や雪道を知らない人間が打ち出したもでの、ほぼ賛成できないという内容が多いようです。
かなり以前、関越自動車道の関越トンネル手前で積雪のため、タイヤチェーンを巻かなければならず、かなり渋滞していたことが、思い出されます。
トンネル手前でタイヤチェーンを巻くことでトンネルのなかではスピードを出すことが出来ず、これも渋滞の原因になっていた事も記憶しています。
チェーン規制をする個所は、最初20か所程度から始め、最終的には200か所を目指すようです。
あくまでも個人的意見ですが、記者発表資料の中に、道路標識の件が出ていましたが、このチェーン規制が実施されれば、多くの道路標識を設置し直すことが見込まれることによる、何処かに利益を得る人がいるのではと、勘ぐってしまいます。
また最近ではスタッドレスタイヤの性能が、かなりアップしてきており、ますますタイヤチェーンの出番がなくなる、そんなところを危惧する、タイヤチェーンメーカーが推し進めているようにさえ思えて仕方がありません。
私も実際に、雪国に住んでいたこともありましたが、タイヤチェーンを巻いたことは、一度もありませんでした。
タイヤチェーンを巻くことにより起こる渋滞が心配でなりませんね。
このチェーン規制が、多くの場所で実施されれば、運送業界にとっても、輸送の時短から大きく乖離してしまうように感じてなりません。
パブリックコメントが、否定的な意見が多く寄せられることを期待でいます。
コメント